横芝光町には100年を超える歴史のある、町営食肉センターがあります。こちらでは毎十数万頭の豚や牛が食肉用として加工されています。また農業も盛んに行われており、特産の長ネギをはじめ、新鮮で美味しい野菜やお米などが豊富に作られています。
この宝である食材を使い、ご当地グルメで町おこしを試みようとの機運が高まりました。そこで、商工会員を中心に町の活性化を目指すために、実行委員会を立ち上げ、当町の食文化、歴史、いわれなどを研究し、試行錯誤の末、地元で親しまれている「もつ」と地元特産の「長ネギ」を使用した「滋養めし」にたどり着きました。
「滋養めし」をきっかけに、多くの方に当町に足を運んでもらい、素晴らしい風景を見て、楽しい体験をしていただきたく、当実行委員会は活動しております。当サイトをご覧になり、是非当町にお越し下さいますようお願い致します。
豚もつとは、豚の内臓肉のこと。細かく分けると大腸、小腸、レバー、ハツなど10種類以上になります。
「滋養めし」は横芝光町営東陽食肉センターで処理された、新鮮なもつを煮込み、地元特産のネギを必ず使用し丼物として提供することをルールとしております。
もつは現在もつ焼、もつ煮、もつ鍋などとして日本全国で食べられており、決して珍しい食材ではありません。しかし当町のもつはひと味もふた味も違います。なぜならもつは含まれている酵素のため日持ちせず、遠隔地にはボイル後出荷される、若しくは生のまま出荷するが各店舗においてボイルされて保存されているのが現状です。 横芝光町には町営食肉センターがあるため、毎日新鮮な生もつが手に入ります。各飲食店ではキチンと下処理し、生もつのまま煮込みます。新鮮な生もつを使った「滋養めし」は栄養も満点。是非ご賞味下さい。
※現在 4店舗で提供中です。
「滋養めし」の名前の由来は、遠く大正時代までさかのぼります。
当町出身で、横浜でドイツ人からハム・ソーセージの製造技術を学び、食肉加工技術の伝承や普及に尽力した大木市蔵氏が、、大正12年9月1日に発生した関東大震災において、被災した方々にふるまった、塩漬け肉と野菜を使った汁かけ丼「滋養飯」から名付けました。
大木市蔵さんは、日本のハム・ソーセージの父と呼ばれ、また、豚肉の加工技術を日本全国に広め、横芝光町宮川にあった、大木ハム千葉工場からは、後に業界で活躍される方を多数輩出し、日本国民の食生活の向上に大きく貢献されました。
大木市蔵氏の生涯については、「大木市蔵WEB記念館」をご覧ください。
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